ドーハ、NATO湾岸保障会議を主催
カタール国の権利ある外国情報機関,01-12-2006
湾岸の安全保障におけるNATOの役割を論じる会議が、2005年12月1日にドーハのフォー・シーズンズ・ホテルで開催される。
二つのセッションからなる会議は、二つの主要なテーマ、すなわち「湾岸の安全保障のための新たな局面」と「NATOとGCC諸国間の協力」について扱う。
この会議にはNATO事務総長が、GCC各国の国防大臣、軍司令官、国際的著名人らと共に出席する。
北大西洋同盟は議会プロセスと公開討論の後に、各々の任意によって加盟した各国間の条約に基づいて設立された。
条約は各国の権利と、国連憲章に従った国際的義務を掲げ、加盟各国に対して、リスクと責任、あるいは集団安全保障による利益や、条約に反するいかなる国際的契約への不参加の誓いの相互要求といったものを求めている。
同盟の創設と今日の現状の間には、半世紀の時間が流れた。この間の殆ど、NATOの重点は加盟各国に向けた迅速な防衛と安全保障の提供であった。今日でも、これはNATOの役割の中心を担っている。だが、今なすべきことは、根本的な変化の受け入れである。
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