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米国・イスラーム世界フォーラム、閉幕

カタール国の権利ある外国情報機関 21-2-2006

シェイク・ハマド・ビン・ジャーシム・アール・サーニー第一副首相兼外務大臣閣下>

「指導者がもたらす変革」をテーマに開催されていた米国・イスラーム世界フォーラムは、2006220日月曜日、米国とイスラーム世界に関わる多くの諸問題についての議論を重ねた3日間にわたる会期を終えて閉幕した 

討論では地域の現状に関するビジョンや視点についての議題に加え、参加各国が関心を抱く、大中東計画、911攻撃からの5年間、これからの5年間などについて取り扱われた。

フォーラムの会期中、安全保障、青年問題、開発・統治・改革関連などの多くの作業部会が開かれた。円卓会議では「女性が導く改革」「グローバル化時代の政治、宗教、改革」などが議題に挙がった。

会期中にはセミナーも多く開催された。セミナーではイスラーム世界と米国におけるメディアおよび報道の役割、テクノロジーやアート・文化的パートナーシップ、イラクとパレスチナの現状といった関心の高い話題などが取り扱われた。特にパレスチナ問題に関しては、ハマスによる選挙での勝利とパレスチナ自治政府の主導権を握ったことについて議論が交わされた。預言者ムハンマド(彼の上に平安あれ)の風刺漫画問題についても論じられた他、発展する社会における教育、科学、新しいテクノロジーの果たす役割などについても扱われた。

フォーラムの参加者たちはそれぞれのスピーチにて開催国であるカタールへの感謝の意を表明。会場では政治家、学者、学会関係者、実業家、メディア専門家たちが、イスラーム世界と米国との関係における重要視されている諸問題に浮いて意見を交換しあった。

シェイク・ハマド・ビン・ハリーファ・アール・サーニー首長殿下の後援の下、カタール外務省の主催で第3回米国・イスラーム世界フォーラムが、2006218日土曜日からリッツ・カールトン・ドーハで始まった。

シェイク・ハマド・ビン・ジャーシム・アール・サーニー第一副首相兼外務大臣閣下が開幕式でスピーチを行い、米国とイスラーム諸国との近い将来のために、様々な分野におけるビジョンの定義を求めた。

閣下は近年になって中東で起きていること、民主化や改革、包括的な発展、対テロ活動などについて、あるいはイラクとアフガニスタンで起きている出来事などに言及。慢性的な事務順が、より理性的な段階による、地域の抱える問題を立て直そうとする真剣で効果的な姿勢が求められるような最終的な解決法から遠ざけていると付け加えた。

さらに閣下は、論理が民主化の実戦による結果を認めさせるのであり、そのことからカタール政府は合法的選挙プロセスにおいてパレスチナ人たちの示した責任ある精神を歓迎し、国際社会に対しては選挙結果を受け入れ、投票によって民主的に表明されたパレスチナ人たちの意思を尊重するよう呼びかけるものであると述べた。またカタールはハマスに対して平和を目指し、パレスチナ人たちの安定とより安全な生活を実現するための改革プロセスを続けていくよう求めた。

また閣下は地域において直面している問題の重要性を強調。「それはより正しい関係を促進し、できる限りの対話を話し合いの可能性に基づいた政策による全ての関係団体に対して解決案を提示するという最大限の努力なくしては、決してなくならないものである」

加えて閣下は、イスラーム世界における一般的な感じ方は、米国に対しての単なる敵意を具体化したものではないとし、イスラームがコミュニケーションや調停、緩和の原理を掲げることで知られている点に言及。またイスラーム世界が政治的理由によって諸グループがとる姿勢が原因で狙われているというのは誤りだと付け加えた。

この点に関して閣下は、「我々はそういった挑発を払いのけ、全ての信仰と宗教の持つ神聖なシンボルに対して区別なく尊重するべく、ベストを尽くさなくてはならない。また最近起きた預言者ムハンマド(彼の上に平安あれ)を侮辱する風刺漫画の掲載問題に見られるような二重基準は用いるべきではない。イスラーム世界一般は、イスラーム世界の関心や重要な諸問題に対して不公平さを感じている。最初に成すべきは、国際法上の解決案と提案が世界的に受け入れられているにもかかわらず、時間のかかっているパレスチナ問題の解決である」と語った。

 

 
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