アジア協力フォーラム閣僚会議、開催
2006年5月23日火曜日、ドーハではアジア協力フォーラムの第5回閣僚会議が開催される。アジア各国のシェイク・ハマド・ビン・ジャーシム・アール・サーニー第一副首相兼外務大臣閣下および通商大臣、エネルギー大臣ら計28名が参加の予定で、エネルギー、融資、テクノロジーを含む20の議題について議論を行う。
フォーラムは2002年に組織化されて以来、アジア大陸に関連のある政治および経済問題の焦点を当てつつ、アジア諸国間の協力を促進することを目指してきた。閣僚会議は経済および財政上の協力の可能性の模索、特にアジア経済の発展と拡張に繋がる共同経済・財政協力への資金融資に関して話し合いを行う。
会議は経済改革と増加するアジア諸国間の経済協力に新たな地平を拓くものである。
さらにフォーラムは社会問題におけるアジア諸国間の協力機会を推し進め、アジア諸国間協力における一般的な哲学ともなっている家族や教育の価値を促進するベンチャーでもある。
さらにはアジア各国の人々に対して、その直面している様々な困難を克服し、経済・社会分野における反映と統一を達成するよう奨励していく機会でもある。
ムハンマド・ビン・アブドッラー・アル・ルメイヒー外務事務次官は、22日に行われた記者会見で、参加各国間のさまざまな開発・経済分野、特にエネルギーおよび財政問題に関しての、協力の促進と加速におけるフォーラムの重要性を強調した。
また同事務次官は、参加する各国大臣が政治的な問題については議論を行わないことを表明し、むしろ開発や各国の社会の結びつきなどに関連する経済問題に焦点をあわせるものだとした。またフォーラムはいかなる新たなイニシアティブも発行する予定はなく、非公式協議のための公開ミーティングとして行われることを付け加えた。
さらに討論議題には19の項目が含まれているとし、うち8つは参加者が最も関心を寄せる、開発、エネルギー、融資などの諸問題や電子大学、農業、天災などが含まれていると語った。最後に事務次官は「フォーラムはすでに前回合意に達している各議題についての成果を得るだろう」と締めくくった。
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